美容室のシャンプーは特別気持ちよく感じるのは気のせいでしょうか?
頭を触られると眠くなったり、心地よくなるのどうしてでしょう?
リラクゼーションのマッサージにしても同じことが言えますが、心地よくなる時間はやはり過ぎるのはあっという間です。
美容室の中のメニューでお客様の頭を連続で絶え間なく触れているのはヘッドスパメニューになるのではないでしょうか?当店ではそうです。
開運シャンプーでも30分はかかります。
結構長いですね。。
しかし先日ご来店され開運シャンプーをされたお客様は
『もっとやっててもらいたかった!』
ということは30分横になっていてもストレスはなかったということ解釈できます。
(僕の勝手な解釈ですが・・・)
もっと気持ちのいいシャンプーを続けて欲しい!と思っていただけで嬉しい限りです。
アルファ波、シータ波を出せる状態にまでシャンプーやスパを極めたいですね。
なぜシャンプーで寝てしまうのか?
実は脳波が関係している
生活している中では脳波が変わります。
起きている時、お風呂に入っている時、寝ている時など精神状態で脳波が変わります。
リラックスできる状態だと脳が認識すれば、徐々にアルファ波の状態になり、リラックスモードに入るとβエンドルフィンというホルモンがどんどん分泌され、そしてアルファ波からシータ波に突入します。
アルファ波はリラックス状態、または何かに集中している時、精神安定時に発生します。
アルファ波をからさらにシータ波に突入するとまどろみと覚醒の間、眠りの直前の状態です。
そしてシータ波からデルタ波に変わり、ほぼ無意識の状態、眠りに落ちている状態になります。
アルファ波 |
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シータ波 |
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デルタ波 |
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αアルファ波
心身ともにリラックスしている時のアルファ波の状態は、心身のストレスを低減・解消するのに重要な役割を果たします。また、脳を活性化させる働きもあり、体の免疫力を高めて病気を予防します。
リラックスモード時ベータエンドルフィンには以下の効果があります。
- ストレスを減少および解消する
- 脳を活性化させ集中力や記憶力の向上
- 免疫力のアップ、病気の予防
そして、α波が出ると右脳がフル回転します。右脳の役割は喜怒哀楽をつかさどったり、感情や感性、イメージや直感力を上げてくれる役割があります。
記憶力や集中力を上げるのも「右脳」です。一方、左脳は論理的に考えたり、数字やことばで物事を判断するときに使う脳です。
なので、α波が出ている状態になると右脳が活性化されリラックスした状態になって記憶力や集中力が格段に上がります。
超一流のスポーツ選手などは、常にα波が出ていてパフォーマンスを常に全開にするために、どんな場面でもα波が出て「リラックスしている最高の状態」をキープしています。
ベータエンドルフィン
◇幸福感
脳内モルヒネ鎮痛作用はモルヒネの6.5倍。
ランナーズハイが苦痛の限界を超えた快感のことでエンドルフィンの分泌が関係していると言われています。
◇アンチエイジング
老化・病気の原因とも言われる活性酸素をやっつけます。そして『抗酸化機能』を持っています。
血管を拡張し血流を良くして免疫力を高める効果もあります。顔のくすみもなくなり健康で若々しく見られます。
◇パフォーマンス向上
脳内の神経回路を再構築し脳の活動を促します。
集中力、忍耐力、思考力、想像力などの脳の機能が格段に向上します。
θシータ波
シータ波が出ると
◇記憶力が良くなる
脳の記憶や空間学習能力に関わる海馬が活性化するとシータ波が出ると言われています。認知症予防・ストレスに打ち勝つ重要なところ
◇ひらめきや直感力が鋭くなる
創造的な発想が生まれる。音楽家や画家など全てのアーティストやモノづくりの全ての職人、その他全ての創造的な人たちは無意識的にこれらを行っています。
◇ストレスから解放され健康にいい影響を与える
普段のβベータ波は神経が張り詰めた緊張状態。一日中これでは疲れてしまいます。そこからαアルファ波、θシータ波に落としていくと、次第に心身ともにリラックスしていきます。その瞬間というのは副交感神経が優位に働く領域です。
健康な人やストレスをうまく解消できる人の自律神経は、交感神経と副交感神経とがバランスよく働くことがわかっているそうです。
まとめ
シャンプーやヘッドスパでは脳波がアルファ波やシータ波、デルタ波に移りながら心身ともにリラックス状態になり、ストレスのコントロールができるようになったり、より人間らしい思考や、アイデアが浮かぶようになる。
健康維持や美容にとってもリラックスする・できる状態を作ることはとても重要である。
スパリストであるならば、脳から湧き出る幸せホルモンの分泌を促せるようなシャンプー技術、スパのテクニックを磨いていかなければいけない。
また幸せホルモンについて書いていきたいと思います。
『美は執念!』です。