休み返上でセミナーへ。
レベルが1あがりました。
久々の技術講習はどんな講習になるのか楽しみにして
セミナーを受けるにあたり重要なポイントを意識して参加しました。
今まで以上にパーマの奥深さと薬剤のつかこなしを学んできました。
今回は【デジタルパーマ】
今デジタルパーマの必要性を沸々と感じてきています。
今、外人風のゆるいウェーブやほつれた感じのカール感。
無造作なスタイル。無造作でありながらも計算し尽くされたパーマスタイル。
骨格に合わせたベースのカットに合わせた再現性の高いデジタルパーマが
今のトレンドに一番合って合ってるのかなって。
コテで巻いても同じようにはできますが
毎日コテで巻くのも大変だし、コテの熱によるダメージも避けられません。
デザインを提供しながら美髮・艶髪をコンセプトにしているRADITE/ラディーテにとって
デジタルパーマのスキルアップは今後の重要なポイントと感じています。
なぜスキルアップが必要なのか?
スキルアップはデジパーマだけの話ではありませんが、
より上質な質感やダメージレスでツヤ・ハリのある仕上がりが大前提です。
ただパーマをかければいいのではなく
お客様のライフスタイルにデジタルパーマがどれだけ活躍するのか?
必ずプラスにならなければ意味がない。
プラスのイメージを持ってしてパーマをかけなければならないからです。
そもそもデジタルパーマって何?
そしてどんなメリットがあってデメリットがあるのか?
僕なりに思う部分をお伝えします。
【デジタルパーマとは?】
パーマ専用の特殊なマシーンを使って熱を発するロッド(パーマをかける時に巻く丸い筒状の物)を使用し、
熱によって毛髪のタンパク質をカール・ウェーブ状に固定する、形状記憶型のパーマです。
巻く前にクリーム状の1剤をパーマをかけたい部分につけます。
(かけたい所にしかつけませんので、ダメージの範囲も最小限になるということです。)
↓
髪を柔らかくしてパーマがかかる状態にして。一度1剤を流します。
↓
ロッドをデザインや欲しいカールに合わせて巻き、コードをつないで熱を髪に与えます。
およそ10分少々素敵なカールがつくまで我慢します。
(この熱を与えている時に髪にカールがつきます。ここがデジタルパーマの一番の特徴です。)
↓
このカールがついた状態で2剤(カールを定着させる薬)をつけます。
↓
カールが固定するまで数分間置いて流します。
これで形状記憶パーマの完成です。
縮毛矯正のパーマバージョンといったところでしょうか?
薬剤の話もいろいろあるのですが
美容師ではない一般の方ですと
???と意味不明となりますので割愛します。
少し時間がかかる場合がありますが、
普通のパーマよりも圧倒的に、簡単にスタイリングができて、持ちがいい!
【メリット】
・外国人風ゆるふわスタイルでもスタイル長持ち
・コテを使ったようなスタイルに近づく
・髪質・ダメージに合わせて細かく薬剤を分けることができて最小限のダメージでカール&ウェーブヘアに
・形状記憶形パーマなのでゆるくかけても比較的パーマが長持ちする
・スタイリングが苦手な人も乾かすとパーマが出てくるので、スタイリングしやすい・再現性が高い。
・髪が硬い人・パーマがかかりにくい・広がりやす人でもしっかりかかる。
・ボリュームを抑えながら、扱いやすい髪質になる
・縮毛矯正の髪にも綺麗にかけられる。
などなど
【デメリット】
・髪を巻くロッドが重いのでちょっと疲れる
・時間が少〜しかかる場合がある(スタイルによって異なる)
・普通のパーマより料金が高い(ラディーテでは通常パーマプラス〜¥3000コースによって異なる)
・熱を使ってパーマをかける為、ケアをサボると髪が硬くなり。パサつきやすくなる
・しっかりとしたケアが必要(デジパーに限らずですが)
どんなパーマにもメリットデメリットはあります。
担当の美容師さんとなりたい
【イメージに合わせてどういうパーマがいいのか?】
ちゃんと相談してパーマの種類をチョイスしてもらいましょう!
担当者によっては普通のパーマがいいというかもしれませんし。
デジタルパーマがすべてのデザインに向いているわけではありませんので
「デジタルパーマで!」というオーダーよりも
どんなパーマスタイルがいいのかしっかりと伝えましょう!
確実になりたいイメージになれるはずです!