最近頭皮のトラブルで悩んでいる方が増えてます。
新規でご来店されるお客様の中には『頭皮』のトラブルでお悩みの方も多くいらっしゃいます。そしてご自身でトラブルがあると認識されていない方もいらっしゃいます。
コンサルテーションで視診、触診、問診させていただくとトラブルに気づいていない、もしくはその予備軍の方が非常に多いのが現状です。
自分の頭皮は自分で見ることが難しいので、かゆみやフケなどの頭皮に現れる症状がないとわかりにくいのかもしれません。
その症状が現れるとなかなか元の健康な頭皮に戻すのが大変になりますし、時間もかかります。ケアも人一倍しなくてないけません。
戻してあげないと敏感肌もしくは乾燥肌のままです。
頭皮の保湿はお顔のたるみ、シワに大きく影響してきますので、1日も早く頭皮の状態を知ってケアしていくことがとっても大事!
シャンプーの選び方、シャンプーの仕方などのケアの仕方を知る必要もあります。
実際にシャンプーを変えただけで頭皮のかゆみがなくなったり、敏感肌特有の赤みが引いたりと毎日使うものを変えるだけでトラブルを改善できることも少なくありません。
シャンプーの仕方、選び方、具体的にどんなことをすればいいのかを美容師さんに聞くのが一番早い!担当美容師さんに一度聞いてみてくださいね!
そこで美容師の知識と熱意が重要なのです。
熱意とはお客様の頭皮を守り、育てる気持ちですね!
頭皮トラブルの原因と対策
原因
頭皮トラブルの引き金となるのは
『乾燥』
乾燥すると皮脂量も減ってきて肌のバリア機能がなくなってしまいます。
その状態で、頭が痒くてかいたときにちょっとした傷がつく。そうするとたちまちそこから炎症等が起きてしまいます。バリア機能が低下し範囲も拡大していくかもしれません。
乾燥を引き起こす原因は他にも考えられます。
頭皮にベタベタつけるカラー、ダラダラつけるパーマ液
薬剤を頭皮につけるなんてことは頭皮へのダメージは計り知れません!
美容師の技術があればこれは回避することができるはずです。
頭皮をガードするクリームをしっかりつけたり、
地肌に薬剤をつけないようにすることは可能なはずです。
薬剤を繰り返し頭皮につけることでかぶれの原因や乾燥が進むことも考えられます。
全く頭皮につかないようにできればベストですが、微量の薬剤は頭皮には必ずつきます。
ついたのならばそれを除去して頭皮への負担を最大限減らすことも重要な美容師の仕事です。
頭皮への残留アルカリを除去し、ケアする気持ちが強ければ強いほどがお客様の頭皮を守り、育てることへつながるのだと思います。
カラー時に頭皮がしみる、カラー後の頭皮のつっぱり、かゆみ、フケなどの症状がある場合は
頭皮がとても敏感になっている状態であったり、アルカリがまだ頭皮へ残留していることもあり得ますので、頭皮の炎症が起こってもおかしくはありません。ひどくなるとかぶれを起こし医師の治療も必要になるかもしれません。
対策
体内の60%は水分でできています。日頃から積極的に水分補給をしてインナードライを防ぎ、さらには外部から肌の保湿をしなければいけません。
頭皮も肌ですので、お顔と同じように化粧水をつけたりして保湿しなければなりません。
頭皮の乾燥を防ぐ第一歩として、『頭皮を保湿する』これに限ります。保湿してバリア機能を高めていかなくてないけません。必要以上に頭皮の皮脂や水分を取り過ぎないシャンプーを使い、頭皮用化粧水を使い頭皮の潤いを保つこれを続ければ乾燥してかゆい頭皮も緩和されてきます。
頭皮の保湿は乾燥を防ぐだけではなく、お顔のたるみ防止やボリュームアップ、艶のある髪へ繋がり若返りの最大のポイントになります。
そして美容師の知識を技術。
頭皮への負担を最大限減らし、頭皮を守り育てる。
むやみに頭皮への薬剤をつけないようにして敏感肌のお客様を増やさない。
バリア機能が高い状態を維持していただくようにサポートする。
なかなか毎日続けるのは難しいことですが、新しいことを習慣にするには21日やる続けないといけないそうです。21日ケアする気持ちと、毎日ケアするのが楽しみになるくらいのシャンプーや化粧水も必要です。
毎日自宅でのケアが続くようにサポート・アドバイスするためには美容師の枠を超えたお客様との関係性も必要です。
頭皮トラブルを防ぐのはやはり美容師の熱意・熱量ですね!
まとめ
頭皮トラブルを防ぐには
- 保湿すること。そして適度な皮脂を残し、バリア機能を高める。
- 体の中と外から水分補給すること
- カラーやパーマを繰り返せる頭皮環境にしていく
- 頭皮への負担を美容師が減らすこと
- シャンプー剤とシャンプーの仕方を見直し、頭皮環境を整える技術をサポート・アドバイスを受ける
一度頭皮について担当の美容師さんとお話しすることをオススメします!
トラブルが起こる前に事前の環境整備が必要です。なってからではくなる前に防ぐことが『美髪』への近道です。